国内石油製品=10月30日~11月3日:陸上ガソリン、東西同水準で11月入り
9~10月に見られた補助金の拡充政策は一巡し、11月は大きな変動要因なく商談がスタート。市場では、年末まで時間があるほか、10月から食料品などの再値上げもあり、ガソリンの小売販売は鈍化気味と伝える市場関係者が多い。10月の販売量は量販SSで前年並み、一般SSで前年比3~5%減との声も聞く。資源エネルギー庁がまとめた10月30日現在のレギュラーガソリン小売価格は、全国平均が173.4円と前週並みで推移し、補助金拡充による値下げ効果はおおよそ織り込まれた格好となった。
卸向けガソリンは、千葉が週間で0.05円高の128.75円、阪神が同0.9円高の128.65円と、東西同水準で11月入り。阪神は月変わりを機に市況がいったん見直されたものの、ここにきてガソリンの輸入玉が再び存在感を増しており、とくに中京以西で製油所玉と二次基地玉の価格競争が起こりつつあるようだ。
気象庁の1カ月予報によると、12月1週目までの気温は全国的に高め。灯油市況が気になる北海道や東北地区の気温も平年並み、または高めで推移するとされ、冬季商戦の本格化はもうしばらく時間がかかりそうだ。
卸向けガソリンは、千葉が週間で0.05円高の128.75円、阪神が同0.9円高の128.65円と、東西同水準で11月入り。阪神は月変わりを機に市況がいったん見直されたものの、ここにきてガソリンの輸入玉が再び存在感を増しており、とくに中京以西で製油所玉と二次基地玉の価格競争が起こりつつあるようだ。
気象庁の1カ月予報によると、12月1週目までの気温は全国的に高め。灯油市況が気になる北海道や東北地区の気温も平年並み、または高めで推移するとされ、冬季商戦の本格化はもうしばらく時間がかかりそうだ。
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