原油・コンデンセート=12月11~15日:SK、QEのD.F.C.入札で3カーゴを購入
中東 カタールエナジーが13日に締め切った2月積みD.F.C.1カーゴを対象とした販売入札では、韓国SKエナジーが最終的に、予定を大きく上回る計3カーゴを落札したもようだ。SKエナジーは、今週の中旬にかけて、当該販売入札の締め切りを前に、QEから2月積みD.F.C.2カーゴを同市況に対して2.00ドル前後のディスカウントで調達していた。
アフリカ・欧州・ロシア・アメリカ 1月積みのナイジェリア産原油の商いでは、カーゴがなかなか捌けないようだ。競合となる米国産WTIなどの他の軽質油種の供給も潤沢であるが、売り手は大きく唱えを引き下げていないもよう。1月積みのエスクラボスは今週に入っても、米シェブロンなどの売り手はDTDブレントに対して4ドル超えのプレミアムで売り唱えているようだ。「売り手は唱えの大幅な引き下げを躊躇しており、中間留分のマージンも低迷するなか、買い手は購入を見送っている」とロンドンを拠点とするトレーダーは指摘した。
南方 2月積みベトナム産の商いでは、ベトナム国営PVオイルがスツデンの販売入札を開示した。ベトナム時間19日9時応札の締め切り、同20日18時応札の有効期限で実施されるこの入札の対象は、2月1~5日積みと2月23~27日積み各1カーゴ30万バレル。PVオイルが実施した1月積みスツデンの販売入札は、PTTがDTDブレントに対して6ドル台のプレミアムで落札していた。
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