国内石油製品=1月29日~2月2日:陸上ガソリン、千葉で下げ先行
2月に入り、ガソリンの売りが千葉で先行。2月は営業日が少ないほか、需要が鈍化する時期でもあり、手持ち業者は月変わりと同時に売り圧力を強めた。千葉では129円台まで踏み込んだ卸業者も見受けられたが、やや行き過ぎた感から拡販玉はいったん引いている。千葉は月を挟み、週間比0.05円安の130.25円、阪神は同0.9円高の130.65円。
気象庁が発表した1カ月予報では、2月の気温は全国的に高めで推移する見込み。灯油需要の鈍化のほか、年明け以降は軽油が冴えないと伝える市場関係者が増えている。トヨタやダイハツの工場停止を受け、部品や資材関連の荷動きがジワジワ落ちているようだ。そうなると一定の数量が取れるガソリンにはどうしても売りが入りやすい。
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