国内石油製品=3月4~8日:陸上ガソリン、決め手に欠く値動き
陸上ガソリンは決め手材料に欠け、じり下げで推移した。元売り各社の系列仕切り価格改定が実質0.1円の下げだったほか、首都圏では気温の低下や降雪、積雪もあり、ガソリン実需の鈍化懸念から売りが強まった。
もっとも、週末には戻り寒波がおおよそ一巡し、晴れ間も見られるなど、春の訪れを予感される天候となった。中下旬からは川崎製油所の定修も始まるため、目先の需要鈍化に伴う下振れは限定されそうだ。週間で千葉は0.1円安の132.35円、阪神も同0.1円安の132.1円だった。
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