国内石油製品=3月18~22日:陸上ガソリン、底上げへ
原油高や円安を織り込んだコスト増から元売り各社は系列仕切り価格を引き上げた。補助金により上げ幅は抑制されたものの、それでも実質0.9円の上げと、久しぶりにやや幅が大きい改定となった。
陸上ガソリンは広域系などが値上げに動いたため、全体的に底上げ傾向を強めている。千葉で週間比1.7円高の134.15円、阪神で同1.35円高の133.6円。3月に入り、寒の戻りで肌寒い日が続いており、ここ最近では行楽気運がやや削がれたものの、複数の小売業者によると、足元のガソリン販売実績はおおよそ前年並みとの声が多いようだ。
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