国内石油製品=5月6~10日:陸上ガソリン、供給面の変化に関心高まる
原油の軟化や為替の円高を織り込んだ系列仕切り価格の引き下げを受け、陸上ガソリンは弱含んだ。大型連休を終え、ガソリン需要はいったん落ち着いたことも響く。NEXCO東日本および中日本によると、GW期間の管轄道路内SS販売実績は、レギュラーガソリンが前年比15%前後の減販だった。前年のGWはコロナ自粛明けで人の動きが活発化した時期でもあり、その反動も入ったようだ。千葉は週間比1.6円安の132.6円、阪神は同1.05円安の132.7円。
大型連休を終え、しばらくは需要面で盛り上がるイベントはない。ただ、複数の製油所が定修を迎えており、5月下旬から6月には西日本でも主要トッパーが稼働を止める見込み。しばらくは供給側の商流変化有無に関心が高まりやすい。
原油安や円高で輸入採算価格が競争力を有し始め、西日本では輸入玉を意識した売買唱えも散見され始めた。一方、水面下では元売りの市中買いが見え隠れしており、輸入玉がそのまま浮遊玉として広がる環境でもなさそうだ。

大型連休を終え、しばらくは需要面で盛り上がるイベントはない。ただ、複数の製油所が定修を迎えており、5月下旬から6月には西日本でも主要トッパーが稼働を止める見込み。しばらくは供給側の商流変化有無に関心が高まりやすい。
原油安や円高で輸入採算価格が競争力を有し始め、西日本では輸入玉を意識した売買唱えも散見され始めた。一方、水面下では元売りの市中買いが見え隠れしており、輸入玉がそのまま浮遊玉として広がる環境でもなさそうだ。

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