国内石油製品=5月27~31日:陸上ガソリン、阪神の底上げ進む
陸上ガソリンは月末を迎え、拡販玉の整理が進んだ。特に阪神地区では二次基地からの輸入玉やそれを意識した製油所玉の価格競争が強まり、千葉とは2円以上の価格差が付いたものの、5月最終日には1円内まで修正されている。週間比で千葉は0.2円安の135.3円、阪神が同1.1円高の134.35円。
京浜地区は製油所の定修や装置不具合でトッパー精製能力は引き続き60%水準で推移。ここにきて出光興産の千葉事業所で流動接触分解装置の不調が漏れ伝わるなど、供給面で不安定さが残る。水面下では元売りや商社の市中買いも進められている。
一方、6月は梅雨入りで連休もないためガソリン需要の盛り上がりは期待薄。ガスや電気の補助金が5月末で終了するため、6月から家計の負担が増すのは必至。消費者の節約意識がさらに高まるとみられ、その場合はガソリンなどの燃料油への支出は抑制されることも想定される。

京浜地区は製油所の定修や装置不具合でトッパー精製能力は引き続き60%水準で推移。ここにきて出光興産の千葉事業所で流動接触分解装置の不調が漏れ伝わるなど、供給面で不安定さが残る。水面下では元売りや商社の市中買いも進められている。
一方、6月は梅雨入りで連休もないためガソリン需要の盛り上がりは期待薄。ガスや電気の補助金が5月末で終了するため、6月から家計の負担が増すのは必至。消費者の節約意識がさらに高まるとみられ、その場合はガソリンなどの燃料油への支出は抑制されることも想定される。

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