国内石油製品=7月14~18日:陸上ガソリン、底上げが進む
陸上ガソリンは底上げが進み、千葉で前週比0.9円高の131.2円、阪神は同2.5円高の130.5円まで底上げされた。猛暑によるガソリン需要の伸び、3連休や夏休み入りを受けた行楽需要、さらに為替の円安や海外原油市況の底堅さが支援材料視されている。市場関係者によると、大型量販店ではガソリンの販売が好調のため商社などからの供給が進み、スポット市場へ流れる余剰玉は思いのほか少ないという。気象庁が17日発表した1カ月予報によると、ガソリン需要がピークに達するお盆期間まで気温は全国的に高めの見込みだ。
そのほか、20日に実施された参院選では自公が過半数を割り、国民民主や参政が議席を伸ばした。与野党で今後、ガソリン暫定税率に対する政治対応が注目される。
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