LNG=7月21~25日:タイ着の買唱えは北東アジア着レス10セント
23日の市場では9月中旬着の売唱えが9月限の北東アジア着のスポット市況に対し5~10セントのプレミアムもしくは、10月限の同市況対比10セントのプレミアムで寄せられた。普段はトレーディングをあまり行わないプレーヤーも手持ち玉を売り唱えているようだ。一方9月中旬着の買唱えは9月限の北東アジア着のスポット市況に対し15セントのディスカウント~フラット。-月上旬着と下旬着の買い戻し需要を抱えるポートフォリオプレーヤーが散見されるほか、10月着の買い意欲を示すプレーヤーも見られる。また9月中旬タイ着を対象とした買唱えも聞かれた。このプレーヤーは北東アジア着も買い唱えており、タイ着は北東アジア着より10セント低い水準とみている。
【FOB中東・DES中東・DES南アジア】 中国国際石油化工連合(ユニペック)が7月22日応札の締め切りで、オマーンプロジェクト出し(年産1,140万トン)の販売入札をFOBベースで実施した。対象は8月下旬~9月前半積みの1カーゴ。
【FOB大西洋圏・DES欧州・その他地域】 国営アンゴラLNGは23日応札の締め切りでDESベースの販売入札を開示した。対象はアンゴラプロジェクト(年産520万トン)出しの2カーゴで、8月着と8月下旬~9月中旬着。アンゴラLNGは8月着をDFDE型「Malanje」号(容量16万400立方メートル)、8月下旬~9月中旬着を標準型「Sonangol Sambizanga」号(同16万500立方メートル)に積み込む予定だ。仕向け地は南米、欧州、中東、南アジア、東南アジアで、最も東はインドネシア。応札価格は7月24日に有効期限を迎える。アンゴラLNGが販売入札を実施するのは、7月だけで4回目。
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