国内石油製品=7月21~25日:陸上ガソリン、玉枯れ感広がる
陸上ガソリンは瞬間的な玉枯れ感が広がり、さらに底上げが進んだ。全国的な猛暑による堅調な小売販売を織り込み、卸業者のなかにはすでに販売枠を消化し終えたところも出始めている。さらに製油所の装置トラブルを受け、元売りや商社が市中玉を囲い込む動きもタイト感に繋がっている。千葉は前週比2.8円高の134.0円、阪神は同0.7円高の131.45円。
気象庁が24日発表した1カ月予報によると、気温は全国的に高めを維持。お盆休暇期間も暑い日が続く見込みだ。一方、台風9号が本州に接近しており、関東地区や東北地区太平洋側に近づいた場合、二次基地の出荷、配船や配車などに響きそうだ。8月1日には房総半島に接近するおそれもある。
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