LPG=8月18~22日:中国プレーヤーが米国産カーゴを調達
CFR極東:
先週の極東着市場は、需給引き締まりを背景に強含み。8月21日時点でJapan Indexはプロパンが534.00ドルと前週比7.00ドル、ブタンが534.00ドルと同17.75ドルいずれも切り上がった。買い戻し需要を抱えるトレーダーが散見されたことに加え、韓国向けのスポット需要も浮上し、買い気が強まった。China Indexはプロパンが564.50ドルと前週比13.50ドル高、ブタンが568.00ドルと同33.50ドル高。複数の中国プレーヤーが中東産などの非米国産カーゴの買い付けを進め、需給が引き締まった。特にブタン付きカーゴの売りものが少ないようだ。米国産カーゴを極東に持ち込む向きが見られなず、さらには、豪州のLNGプロジェクトの定修で同国からの供給が減っていることが要因とみられる。
FOB中東:
9月積みプロパン/ブタン各2万2,000トンの商談水準は9月CP対比10~20ドルのディスカウントと前週から10ドル上昇した。極東におけるブタン付きカーゴの買い気が堅調ななか、中東産プロパン/ブタン同率玉に対する需要が高まった。インドネシア向けのプロパン/ブタン各2万2,000トンのスポット需要が浮上したほか、サウジアラムコの関連会社の中東トレーダー1社が9月積みプロパン/ブタン各2万2,000トンを9月CP対比10ドル台半ばのディスカウントで英メジャー1社から購入したと伝えられた。カタールエナジーは販売入札を通じ、9月25~28日積みプロパン3万3,000トン/ブタン1万1,000トンを9月CP対比20ドル台半ばのディスカウントで販売したとみられるが、買い手は明らかになっていない。
日本国内:
8月渡しの陸上京浜はプロパンが83,800~84,400円、ブタンが84,700~85,400円と前週から小幅下落した。卸業者の売り気が強まった。一部の売り手が川崎出しのプロパンの売唱えを83,000円台後半に切り下げた。さらに、複数の卸業者はプロパンを84,000円で販売打診していた。同水準での成約も浮上した。ブタンは84,700円~85,200円で成約が伝えられた。一方、買い気は弱い。猛暑の影響を受け、民生用プロパン需要が低調なため、卸業者は買い手から追加オーダーを殆ど受けていないという。もっとも、オートガススタンド向けの需要は旺盛だったようだ。8月商談を手仕舞い、すでに9月渡しの商談に目を向ける卸業者も多そうだ。