国内石油製品=8月18~22日:陸上ガソリン、千葉は底堅く推移
お盆のガソリン需要期を終えた陸上市況は、阪神で下げが浸透。一方の京浜地区は主要製油所の定修入りもあり、千葉は総じて底堅く推移した。元売り各社の系列仕切り価格は21~27日分が実質1円の引き下げに対し、千葉は前週比0.1円安の133.15円、阪神は同0.95円安の131.7円。
お盆需要期を経て、目新しい支援材料に欠ける地合いに移行した。残暑は続く反面、消費者間では9月の連休まで節約志向が強まる公算が大きい。ガソリン暫定税率廃止に向けた21日の与野党間協議は財源問題で平行線を辿り、28日に再協議が決まった。7~8月限定とした補助金再拡充も具体的なアナウンスはなく、8月最終週を迎える。政治の後手後手による先行き不透明感はしばらく続きそうだ。
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