LNG=10月20日~24日:気温低下で中国の陸上LNG相場が上昇
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中国では華北や東北地方の気温が低下しており、暖房用ガス需要の増加観測が浮上している。実際、同国の陸上LNG相場が上昇しており、中国勢がスポット購入に関心を示し始めているもよう。これまで中国勢は国内相場の低迷を理由にLNGのスポット調達を控える向きが多かったが、「今後も寒さが持続すれば中国勢の期近着の買いアイデアが10.50~11.00ドルまで上がり、実際に調達に動いてもおかしくない」(日本企業)。しかし中国は景気低迷によって産業用のLNG需要が伸び悩んでいるため、スポット調達が活発化するほどの影響はないようだ。
【FOB中東・DES中東・DES南アジア】 インド国営石油(IOC)は22日応札の締め切りで実施していたDESベースの買い付け入札で、12月6~14日エンノール基地(年間受入能力500万トン)着1カーゴを10.55ドルで購入した。
【FOB大西洋圏・DES欧州・その他地域】 トルコ国営ボタシュが15日応札の締め切りで実施していた買い付け入札で2025年10月~2026年2月着の各月2カーゴと、3月着1カーゴ計11カーゴを蘭天然ガス(TTF)市況に対して40~50セントのディスカウントで購入した。
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