LNG=11月10日~14日:北東アジアの10月のLNG輸入量は前年同月比140万トン減少
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国際エネルギー機関(IEA)は12日に公表した世界エネルギー見通しで、世界全体のLNG需要は2024年の約4.5億トンから2035年に約7億トン、2050年に約8.2億トンまで増加するとの予想を示した。主にデジタル化とAI普及に伴うデータセンター向けを中心とした電力需要の増加が背景のようだ。ただ2030年前後はLNGの供給過剰が懸念されており、IEAはLNGの新規プロジェクトへの投資がもたらすリスクに対しても注目している。
【FOB中東・DES中東・DES南アジア】 インド国営石油(IOC)は12日、DESベースで実施していた買い付け入札の応札を締め切った。対象は12月23~25日ダヘジ基地(年間受入能力1,750万トン)着の1カーゴ。
【FOB大西洋圏・DES欧州・その他地域】 国営アンゴラLNGが定期的にスポット販売を行っている。同社が10月8日に応札を締め切った、10月下旬~11月着を対象とした販売入札は落札者が明らかとなっていないが、このカーゴは最終的にインド向けに輸出されたようだ。当該カーゴはDFDE型「Malanje」号(容量16万400立方メートル)に積載され、4日にインドのダヘジ基地(年間受入能力1,750万トン)で荷揚げされた。アンゴラLNGは毎月少なくとも2~3カーゴをインド向けに輸出している。
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