原油・コンデンセート=12月15~19日: インドの露産原油購入、高水準
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中東原油/コンデンセート カタール産原油の商いでは、国営カタールエナジー(QE)は16日に締め切った入札で、2月積み計5カーゴを販売した。1~2日、14~15日、15~16日積みを欧グレンコアが購入した。17~18日および23~24日積みをインドのHPCLミタルエナジー(HMEL)が調達した。落札価格はいずれもドバイ市況に対して40セント台のプレミアムとなる。このほか、2月積みアルシャヒーンのターム契約価格はドバイ市況に対して53セントのプレミアムと、前月を31セント下回った。
アフリカ/欧州/ロシア/アメリカ原油/コンデンセート ロシア産の商いでは、インド勢による輸入量が2025年12月において依然として旺盛に推移している。最新の輸入データによると、12月着ロシア産原油の輸入量は約6,200万バレルに達する見通し。既報どおり、米国は10月にインドに対してロシア産原油の輸入停止を要請した。これを受けて、マンガロール石油精製化学(MRPL)や独立系大手リライアンス工業(RIL)などの需要家はウラルを含むロシア産原油の購入停止に動いている。しかし、「インド石油公社(IOC)など一部の需要家はロシア産の調達を継続しており、全体の輸入量は高い水準を維持している」(西アジアのトレーダー)。この背景には、インドのエネルギー需要の高まりとロシア産原油の価格競争力の高さがあるとみられ。MRPLは最近の入札で2月着イラク産バスラヘビーを購入するなど、ウラルの代替として中東産原油の調達に注力している。一方、IOCはウラルおよびエスポの購入を積極的に展開しており、インドの需要家の動きは二極化の様相を呈している。
南方原油/コンデンセート マレーシアの国営ペトロナスが実施した2月末積みラブアンの販売入札が決着した。落札者は欧ビトール。落札価格は、DTDブレント指標に対して7ドル前後のプレミアムとなったもよう。ペトロナスが販売する月末積みのラブアンは通常、取引の性質上、DTDブレント指標に対するプレミアムが市況より大きくなる傾向がある。一方、ベトナム国営PVオイルが実施した2月積みチムサオの販売入札は、PVシンガポールが落札した。落札価格は明らかになっていない。落札者が需要家ではないことから、このカーゴに対する引き合いは弱かった可能性が指摘されている。PVオイルシンガポールは今後の市場で、このカーゴをスポット販売する公算が大きい。PVオイルが12日応札の締め切り、17日を有効期限として実施したこの入札の対象は、2月7~11日積みの1カーゴ(30万バレル)だった。
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