石油化学=12月15~19日:プロピレン、複数メーカーが販売入札を実施
【アロマティクス】
韓国積みのベンゼン相場、北東アジア着のパラキシレン(PX)相場はいずれもこじっかりした動きとなった。ベンゼンは金融政策が緩和的になるとの見方から、中国でベンゼン先物相場が上昇したことを受けた。PXは川下の需要が堅調なことが好材料となった。
【オレフィン】
北東アジアのエチレン市場は、来年の長期供給契約の交渉が続いたため、スポット商談は低調となった。ただ、週後半に韓国のエチレンメーカー1社が供給契約を結んだとの情報が寄せられたため、今後はFOBベース、CFRベースともに進捗がみられる可能性がある。東南アジア市場ではマレーシアの石化メーカー1社が18日に1月16~17日積み5,000トンを対象とした販売入札を締め切った。
アジアのプロピレン市場は来年の長期契約の交渉が中心となっており、スポット取引が乏しい。
韓国積みでは、石化メーカー1社が1月積み4カーゴを対象に販売入札を実施した。
台湾では、石化メーカー1社が1月積み1万7,000トンを対象に販売入札を実施した。
東南アジア市場では新たな商談が見られなかった。
中国国内では、浙江石化が1月積みの販売入札を実施した。
アジアのブタジエン相場は強含み。北東アジア着の市場では、1月着以降の供給に引き締まり感があるなか、具体的な成約は聞かれないものの成約可能な水準は上昇しているとの見方が広まっている。中国積みの取引では、FOBベース900ドルを上回る価格で成約があったと伝えられた。トレーダーがショートカバーのため買い付けたため、割高な価格となったようだとの指摘が聞かれる。

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