LNG=12月15~19日:日本のガス販売量は例年並みかやや少ない
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今冬の気温は今のところ例年並みかやや高い水準を維持しているため、暖房用ガス需要は伸びていない。日本ガス会社は「日本の公益エネルギー企業の都市ガス販売量は、各社ともに例年と同水準ないしは、やや少ない水準にある」と伝えた。需給バランスが保たれていることから、スポット売買の必要はほとんどないようだ。中国もスポット需要が浮上する気配はない。中国国家統計局によると、11月の天然ガス生産量は219億立方メートルと前年同月比5.7%、LNG生産量は281万トンと同15.4%それぞれ増加した。一方11月のLNG輸入量は同4~5%減少しており、中国では天然ガスの自給率が上昇している。割安感がなければ中国勢はスポット市場での調達に動かない公算が大きいが、2月着の買いアイデアは8.00ドル以下まで沈んでいる状況だ。
【FOB中東・DES中東・DES南アジア】 インド国営石油(IOC)は17日に締め切ったDESベースの買い付け入札を通して、1月26~28日ダヘジ基地(年間受入能力1,750万トン)着1カーゴを9.19ドルで購入した。同社はこの入札で1月1~6日あるいは同月26~28日ダヘジ基地着カーゴを物色していた。インドの需要家には2月着の購入余地もあるもよう。ただ、原油市況も以前に比べて軟化し、LNGと競合する石油製品の相場も下がっている。そのため、2月着の買いアイデアは8.50ドルに留まっているようだ。
【FOB大西洋圏・DES欧州・その他地域】 メキシコのアミーゴLNGは2026年1~3月期にも、アミーゴプロジェクト(年産780万トン)について最終投資決定(FID)を下す見通し。同プロジェクトは2028年の生産開始を予定している。アミーゴLNGはすでに、マレーシアのE&Hエナジー、オマーンのOQトレーディング、欧ガンボーおよび豪マッコーリー(Macquarie)と長期契約に関する売買契約書(SPA)を締結済み。これらの契約数量は合計で少なくとも年間625万トンと、同プロジェクトの生産能力の8割に達する。
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