原油・コンデンセート=1月5~9日:マーバン、重質油種とのブレンド需要が増加
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インドの独立系大手リライアンス工業(RIL)は1月7~8日、同社のジャムナガール製油所(日量124万バレル)へ3月に到着するマーバン原油を200~300万バレル、スポット購入した。売り手は判然としていないがRILは今回、DTDブレント原油ではなくドバイ原油市況に連動した価格でマーバン原油を購入したとの見方が寄せられた。DTDブレント原油とドバイ原油の格差が拡大傾向にあることから(ドバイ原油安)、一部のインドの製油会社は、中東産原油をドバイ原油連動価格で購入している。 RILは今回購入したマーバン原油を、ロシア産ウラル原油の代替と捉えているようだ。RILは1月着ベースとしてロシア産ウラル原油の購入を見送るとともに、2月着に対しても少なくとも引き取り量を大きく減らす公算が大きく、ウラル原油の不足分の一部をマーバン原油で補う意向。RILを含む一部のインドの製油会社は、マーバン原油など軽質油種と超重質油種のカナダ産原油を混ぜ合わせて、ウラル原油並みの品質へと修正したうえで、製油所において精製するケースが多くなっている。インド企業は「超重質油種のベネズエラ産原油の多くが米国に仕向けられる可能性が高まっていることから、複数のインドの製油会社は、中東産中重質油種に加えて、ブレンド用にカナダ産の超重質油種の買い付けを増やすはず」と伝えた。
【アフリカ/欧州/ロシア/アメリカ】 1月積み赤道ギニア産の商いでは、ザフィーロ原油の成約が聞かれた。中国の振華石油(Zhenhua Oil)が12月に1月30~31日積み1カーゴを欧州の需要家に販売した。買い手は欧州の需要家で、成約価格はDTDブレントに対してフラットだった。ザフィーロ原油に対しては、スペインのセプサとレプソールが固定的な需要を抱えている。
【南方】 入札関連では、ベトナム国営PVオイルが、3月積みスツデン原油の販売入札を開示した。対象は、3月1~7日積みの1カーゴ(20万バレル)。応札はベトナム時間1月12日9時に締め切られる。有効期限は同1月13日18時。PVオイルがスツデン原油の販売入札を実施するのは、12月積みの商い以来、3カ月ぶり。
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