国内石油製品=1月5~9日:陸上ガソリン、東西で下振れ
年明け後の陸上ガソリンは、原油市況の軟化を織り込み、弱含みの展開となった。年末年始にかけて値下がりしたガソリン小売市況に対し、消費者間の需要増を見込む動きも寄せられていたものの、大幅な需給の改善までには至らなかったようだ。千葉は週間比1.3円安の111.0円、阪神は同1.35円安の110.9円。NEXCO西日本がまとめた12月26日~1月4日までの管轄道路燃料販売実績によると、レギュラーガソリンは前年比5.7%減の4,191klにとどまった。
もっとも、足元ではイランやロシアなど産油国での地政学リスク台頭で原油価格が値上がりしているほか、解散総選挙報道による円売りなど、原油コストの上昇材料が目に付き始めた。その反面、日本海側の寒波襲来でガソリン需要の鈍化が想定されるほか、年末年始休暇の一巡に伴う節約意識の再台頭、さらに目先は大きなイベントがないこともガソリン需要を喚起しにくい状況と言える。原油コストの上昇に対するガソリン需要の伸び悩みと、強弱材料の綱引きがしばらく続きそうだ。
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