石油化学=1月12~16日:ブタジエン続伸、ナフサクラッカー稼働低下で品薄感
【アロマティクス】
韓国積みのベンゼン相場は週前半まで上昇基調が続いた。主に原油相場の動きを受けた。また、誘導品であるスチレンモノマー(SM)相場が強基調となったことも材料視された。北東アジア着のパラキシレン(PX)相場は週前半に堅調となり、週後半に弱含む場面がみられた。今後は旧正月が近づくのに伴い、川下製品の荷動きが低下するとみられる。
【オレフィン】
北東アジア着のエチレン相場は小幅安となった。北東アジア、中国国内ともに供給が潤沢なことを受けた。一方で原料コストの指標となるナフサとエチレンの価格差が縮小しているため、相場に底値感があるとの見方も台頭している。
アジアのプロピレン市場は供給タイト感が強い。
北東アジア着の市場では、輸入品の供給にタイト感があるうえ、中国でも売り物が限られているなか、需要家からプロピレンに対する買い気が強まり、相場の基調が強まった。
韓国積みでは、石化メーカー2社が2月積みのスポット販売に出ている。
東南アジア市場では、マレーシアの石化メーカー1社が1月末~2月積みのスポット玉に対し販売入札を実施。
北東アジア着のブタジエン相場は強含み。台湾着および韓国着で成約があったとの情報が伝えられた。需要家が長期契約を通じて十分な数量を確保していないことや、国内品の供給に懸念があることから、輸入品がスポットで成約された可能性がある。一方でスポットの売り物は限られており、成約可能な水準が上昇した。

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