LPG=1月12~16日: プロパン需給がタイト
CFR極東:
先週の極東着市場では、プロパン相場が需給引き締まりを受け強含んだ。Japan Indexは15日時点で、プロパンが567.25ドルと前週比34.50ドル高。一方、ブタンは592.75ドルと同5.50ドル安となった。プロパンは、米国積みプロパン単体を抱える売り手が少ないのに対し、トレーダー勢や韓国プレーヤーなどからの買い気は強く、需給タイト感が強まった。ブタンは、石化会社からの引き合いが少なく、米国積みブタンの相場も以前に比べて軟化したため、極東着相場も切り下がった。China Indexはプロパンが600.00ドル、ブタンが595.00ドルといずれも同14.00ドル高となった。中国着では、同国の輸入1社が2月着プロパン2万3,000トンを泰興着ベース2月CP対比70ドル台半ば未満のプレミアムで買い付けたと伝えられた。売り手は日本の元売り1社で、豪州積みとみられている。このほかにも、ベトナム向けやインドネシア向けのスポット需要も浮上した。
FOB中東:
中東積みでは、一部のトレーダーが2月積みの買い戻し需要を抱えているが、売り手は限られている。インドからの需要も堅調だ。インドのバハラット石油(BPCL)は7日応札の締め切りで買い付け入札を実施し、FOB中東ベースで2月積みと3月積みカーゴを落札したと伝えられた。ヒンダスタン石油(HPCL)も19日応札の締め切りで2~4月分を対象とした買い付け入札を実施中。3月積みでは、現時点でファームな商談は多くないものの、3月CP対比10ドル台のプレミアムで商談が展開されるとの見方がある。一方、サウジアラムコは2月CPにおけるターム顧客への聞き取り調査を1回目を23日、2回目を28日にそれぞれ実施する予定と伝えられた。
日本国内:
1月渡しの陸上京浜はプロパンが84,300~84,800円と前週から大幅下落した。元売りの売り気が相場を押し下げた。複数の卸業者に販売余地がみられ、84,000円台前半まで販売対応する向きも見受けられた。一方、ブタンは87,000~87,500円と前週から小幅高となった。供給タイト感を受けた。どの元売りもブタンの販売余地が乏しく、ブタンを86,000円台でスポット供給していた他の元売り1社が販売を締め切った後、卸業者間の取引価格は反発した。その後、売唱えは87,000円前半で聞かれた程度だ。



