原油・コンデンセート=1月12~16日:2月着ウラル、IOCが購入
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中東 3月積みアブダビ産軽質原油のスポット取引が盛り上がってきた。OMVはウムルルを13日に販売した。ドバイ市況に連動した価格で、買い手はタイ石油公社(PTT)。OMVはここ数カ月、ウムルルをPTTに販売している。また、太陽石油も3月積みウムルルを購入している。同社は価格こそ明らかではないものの、中国国際連合石化(ユニペック)および仏トタルエナジーズから各1カーゴを購入した。米国産WTIミッドランド原油が割高となってきたことで、ウムルルの代替需要が強まったもよう。
アフリカ・欧州・ロシア・アメリカ ロシア産の商いでは、インド向けの成約が聞かれた。インド石油公社(IOC)が2月着ウラルを5カーゴ購入したもよう。成約価格は不明ながら、2月インド着ウラルの商談水準はDTDブレントに対して7~8ドルのディスカウントで伝えられた。1月着市場と同様、スポット需要は落ち込んでおり、需給バランスは緩い。マンガロール石油精製化学(MRPL)や独立系大手リライアンス工業(RIL)、HPCLミタルエナジー(HMEL)などインドの需要家の多くはロシア産原油の購入を控えている。この背景には米国が昨年10月にインドに対してロシア産原油の輸入停止を要請したことがある。「IOC以外のインドの需要家はウラルの代替として中東産など他の油種の調達を増やしており、現時点でウラルの購入再開を検討していない」(シンガポールのトレーダー)。
南方 3月積みマレーシア産の商いでは、キマニスの船積みスケジュールが確定した。計5カーゴが供給される。米コノコフィリップスが3月5~9日積みの1カーゴ、マレーシア国営ペトロナスは3月11~15日積みと、3月23~27日積みの計2カーゴ、ブルネイエナジーサービストレーディング(BEST)は3月17~21日積みの1カーゴ、英シェルは3月29日~4月2日積みの1カーゴをそれぞれ取り扱う。このうち、BESTは、当該のカーゴを対象とした販売入札を開示した。一方、そのほかの権益保持者は、自社システムでの消化を優先し、3月積みキマニスをスポット販売しない見通し。
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