原油・コンデンセート=1月19~23日:4月アッパーザクムが多数成約
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中東 アブダビ産アッパーザクムの商いでは、3月積みに多くのスポット玉を残すなか、4月積みに対する買い付けの動きが活発化した。国営サウジアラムコ傘下のアラムコトレーディング(ATC)が今週入り後、出光興産、中国中化(Sinochem)、タイ石油公社(PTT)など4月積みアッパーザクムを6社から合計で400万バレルをスポット購入した。中国国際連合石化(ユニペック)も今週入り後、トレーダーなどから4月積みアッパーザクムを大型原油タンカー(VLCC)5隻分、およそ1,000万バレルをまとめてスポット購入したようだ。ATCとユニペックは、これらのカーゴの大半をアッパーザクムのOSPに対してディスカウントで手当てしたと見られる。
アフリカ・欧州・ロシア・アメリカ 2月積みアンゴラ産の商いでは、複数のカーゴの成約が聞かれた。米シェブロンは2月積みカビンダをタイ石油公社(PTT)に販売した。また、英BPは2月26~27日積みハンゴを米エクソンモービルに、2月積みサツルノをユニペックにそれぞれ販売した。加えて、仏トタルエナジーズが2月積みモスタルダをリライアンス工業(RIL)に販売した。ただ、いずれも成約価格は明らかになっていない。 4月北東アジア着米国産の商談では、大型原油タンカー(VLCC)の傭船相場の上昇を背景に、売り手が唱えを大幅に引き上げている。4月着WTIミッドランドの売唱えはドバイ市況に対して7ドルのプレミアムで聞かれた。しかし、日本や韓国の需要家は割高とみてスポット調達に関心を示していない。
南方 3月積みベトナム産の商いでは、PVオイルが実施した3月積みスツデンの販売入札をビンソン石油精製化学(BSR)が落札した。この落札価格がDTDブレント指標に対して3ドル台のプレミアムだったことが明らかになった。豪州産の商いでは、2月積みビンセントが成約に至った。豪ウッドサイドまたは、三井物産傘下の三井・エナジー・トレーディングス・シンガポール(METS)が、個別交渉を通じて、2月上旬積みの1カーゴを販売した。買い手は明らかでないものの、成約価格はDTDブレント指標に対して2.00ドル前後のプレミアムで伝えられた。
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