LPG=1月19~23日: 買い気の強さで極東着上昇
CFR極東:
先週の極東着市場では、需要の強まりを受け上昇。Japan Indexは22日時点で、プロパンが578.25ドルと前週比11.00ドル高、ブタンは598.25ドルと同5.50ドル高となった。China Indexはプロパンが616.50ドル、ブタンが611.50ドルといずれも同16.50ドル高となった。日韓輸入業者や中国の石化業者が2月後半~3月着の買い付けに動き、強い購買意欲に引っ張られて相場は上伸した。中国着では、プロパン脱水素(PDH)プラントの運営者が相次ぎ買い付け入札を実施。華東着プロパンの商談水準は各月CP対比80ドル台後半~90ドル台後半のプレミアムに切り上がった。ただ、高値警戒感から買い付けを辞退する向きもおり、華北の金能化学や東北の遼寧金発 、華南のシノベニは入札をキャンセルした。
FOB中東:
中東積みでは、2月積みプロパン/ブタン各2万2,000トンは2月CP対比10ドル台のプレミアムと前週からプレミアムが剥落した。インド勢の調達が一巡し需給の緩和感が出た。こうしたなか、売り物が浮上した。カタールエナジー(QE)が2月下旬積みプロパン/ブタン各2万2,500トンを対象とした販売入札を開示した。一方、クウェート産ガス1社の製油所トラブルが解消されたほか、サウジアラビアのジャフラプロジェクトからの輸出が前倒しされるとの観測が出たこともあり、供給が潤沢になるとの見方が広がったことで、3月積みの需給も急速に緩んだ。3月積みプロパン/ブタン各2万2,000トンの商談では、3月CP対比でディスカウントの成約があったとの情報も聞かれた。
日本国内:
1月渡しの陸上京浜は、プロパンが84,000~84,500円と小幅下落した。 ブタンは87,000~87,500円と同横ばい。 一部の卸業者がプロパンの売唱えを84,000~84,000円台前半まで切り下げた。ブタンについても、依然として複数の売り手が残っており、売唱えは87,000円台前半で聞かれた。物流面において、関東の配送にタイト感が出ている。すでに2月の配送日程も埋まり始めている様子。2月渡しでは、元売り1社が2月CP確定前のスポット供給を開始した。



