石油化学=1月26~30日:ブタジエンが上昇、3月品は品薄
【アロマティクス】
韓国積みのベンゼン相場、北東アジア着のパラキシレン(PX)相場は週前半に下落する場面もみられたが、その後は上昇に転じた。主に地政学的リスクの高まりを背景とした原油相場や中国の先物相場の上昇を受けた。
【ガソリン基材】
中国積みのMTBE相場は強含み。原油市況高を受けた。また、売り手が販売を急いでおらず、市場では売り物が乏しいことも相場を押し上げる要因となった。3~4月積みの商談では640~653ドルのレンジで成約が伝えられた。
【オレフィン】
北東アジア着のエチレン相場に大きな動きはみられず。原料コスト指標となる原油やナフサ相場は強含んでいるものの、供給が潤沢なためエチレン相場が連動高となる様子はみられていない。週内の取引では中国向けに690ドルの成約が伝えられた。
アジアのプロピレン市場は供給のタイト感から続伸した。
北東アジア着の市場では輸入品の供給に引き締まり感があるうえ、中国国内品も少ないなか、需要家の買い気が強まっている。こうした状況下、相場の基調が強まった。
東南アジア市場では、マレーシアの石化メーカー1社が実施した販売入札は、落札玉が北東アジア向けに転売されたもよう。
北東アジア着のブタジエン相場は強含んだ。供給に引き締まり感があり、中国の売り手などが強気な姿勢を示している。韓国着の取引ではトレーダー向けの成約が見られた。一方、需要家は3月着を調達する必要があるとみられるものの、買い気はそれほど強くないとの指摘もある。アジア域外品の商談では、5月着の欧州品が成約されたと伝えられた。

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