LPG=1月26~30日: 2月CPが決定
CFR極東:
先週の極東着市場では、原油市況の急伸を受け上昇した。Japan Indexは22日時点でプロパンが585.25ドル、ブタンは605.25ドルといずれも前週から7.00ドル高、China Indexはプロパンが618.50ドル、ブタンが613.50ドルといずれも同2.00ドル高となった。2月CPが市場予想を上回って確定し、3月CP予想も切り上がったことも反映された。3月前半着では売り手が見えづらい一方で、トレーダー勢やがプロパン単体を物色。韓国の大手鉄鋼メーカーは買い付け入札を通じて、3月10~15日着のプロパン単体を3月極東着市況対比50ドル台のプレミアムで調達したとみられている。ただ、3月後半着の商談では、先行き米国産カーゴを抱える売り手が現れ、極東着市況ならびにCPのプレミアムは剥落するとの見方もあるようだ。
FOB中東:
中東積みでは、カタールエナジー(QE)が実施した2月下旬積みプロパン/ブタンカーゴの販売入札が落札されたと伝えられた。当初はプロパン/ブタン各2万2,500トンが対象だったが、最終的にMGCサイズの2カーゴが落札されたようだ。落札者はインドの輸入1社で、落札価格は2月CPフラット前後だったと伝えられた。1月29日には、サウジアラムコが2月CPをターム顧客に通達した。プロパンが545ドル、ブタンが540ドルと、いずれも前月から20ドル上昇した。これを受け、商談の中心は3月積みに移行した。3月積みプロパン/ブタン各2万2,000トンの商談水準は3月CP対比フラット前後とみられている。潜在的な売り物が多いとみられていることから、3月CP対比プレミアム圏で買い手を獲得するのは難しくなっているとの見方が寄せられた。
日本国内:
陸上商談は2月渡しに移行した。2月CP確定前の卸業者間の商談水準は東名阪ともにプロパンが89,000~90,000円、ブタンが91,000~92,000円で推移した。元売り勢のスポット価格はプロパン91,000円前後、ブタン93,000円台後半~94,000円台後半だったが、卸業者間の商談水準と比べ割高に映っていた。2月CP確定後は東名阪の商談水準はプロパン、ブタンともに92,000~93,000円となった。2月CPが事前の市場予想を上回ったため、いったん様子見に退く売り手が増えたようだ。もっとも、2月は元売りや商社ともに販売意欲が高そうだとみられている。販売不振から年度のターム玉の消化が遅れている商社が散見されるほか、3月決算を控えた元売りもいる。2月市況が天井を打つとの見方から、3月にかけて在庫の処分売りが加速する可能性もあるみられている。



