国内石油製品=2月2~6日:陸上ガソリン、コスト上昇観測広がる
2月に入った陸上ガソリンは、原油高や円安を受けたコスト上昇観測が強まりつつあるようだ。元売りの系列仕切り価格引き上げに対し、市場関係者の多くはコスト転嫁に動き、各卸業者はともに足並みをそろえている。千葉は週間比0.25円高の114.75円、阪神は同0.75円高の113.75円。元売り各社は第2週の系列仕切り価格を0.5円引き上げた。
一方、全国的に寒波の襲来を受け、外出を控える消費者も多かったとされ、ガソリン需要は鈍化気味。先週末は一部の高速道路で降雪のため通行禁止になるなど、交通量の減少も需給に追々響いてくる可能性もある。
もっとも、8日の総選挙で自民党が圧勝し、高市トレードがさらに加速しそうだ。積極財政を推し進める場合、為替の円安傾向が強まることも予想され、その場合は燃料コストの上昇が避けられない。ガソリンの補助金拡充と暫定税率の廃止で値下がりした小売価格もここ最近は上昇に転じている。直近2月2日現在のレギュラーガソリン全国平均価格は前週比0.2円高の155.6円と2週連続の値上げとなった。
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