石油化学=2月9~13日:エチレン、採算悪化や不具合で減産強化へ
【アロマティクス】
韓国積みのベンゼン、北東アジア着のパラキシレン(PX)はいずれも週前半に堅調となった。主に原料コストの指標となる原油相場の動きを受けた。一方で中国の大型連休を直前に控え、中国の商品先物市場で手じまいの売りが入りやすくなったことから、週後半にはベンゼン、PXとも相場の上値が抑えられる場面もみられた。
【オレフィン】
北東アジア着のエチレン相場に変動はみられず。北東アジア、東南アジアとも複数の国が旧正月に伴う連休を控えており商談は活発さを欠いた。原料コスト指標となるナフサ相場が堅調となる一方、エチレン相場は上値が重いため採算性が一段と悪化。このなか、韓国や東南アジアの石化メーカーがさらなる減産を決めたと伝えられている。
アジアのプロピレン市場は休日ムードが強い。
北東アジア着の市場では、旧正月を前に全体的に薄商いとなった。韓国積みでは、石化メーカー1社が3月積みの販売入札を実施した。
東南アジア市場では、マレーシアのペンゲラン石油精製・石油化学(PRefChem)の残渣油流動接触分解装置(RFCC)2基のうち1基が不具合で稼働停止となったほか、ナフサクラッカーも低い稼働率で操業されている。
北東アジア着のブタジエン市場では、旧正月前の取引をすでに終えているプレーヤーが多い。売り手はスポットで販売可能なカーゴが少ないなか、販売に積極的ではなく、売りアイデアは1,300ドルを上回る水準と聞かれる。東南アジアでは、石化メーカー1社が前週末までに3月品をFOBベースで販売したと伝えられた。

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