LNG=2月9~13日:北東アジア着は相場乱高下
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相場の乱高下が続いており、先行きの見通しが不透明として商談入りを控えるプレーヤーが多い。このため市場は閑散としている。また、依然としてLNG需給がバランスしているとして、多くの需要家はスポット購入を急いでいない。ただ北東アジアでは広範囲で寒さが厳しくなっており、西日本の都市ガス会社は「1月後半から寒さが厳しくなり、最低気温が氷点下を下回る日も少なくない。このためガス販売量は増勢で、以前の計画をやや上回る水準で推移している」と述べた。中国も足元は温暖な気候となっているようだが、今週後半以降は寒波の到来によって気温が大きく下がると予報されている。特に北東部では平均気温が20度以上下がる可能性があるうえ、福建省や湖南省など南部地域も最低気温が氷点下を下回る見通しのようだ。旧正月入りを控えて中国のガス需要は後退しているが、寒さが長引いた際は休暇明け後、在庫充填用のスポット調達に関心を寄せるプレーヤーが浮上する可能性も否定できない。
【FOB中東・DES中東・DES南アジア】 インド国営ガス会社(GAIL)が9日応札の締め切りで開示していたスワップ入札は落札されたもよう。同社はこの入札を通して、2月22~27日ダヘジ基地(年間受入能力2,250万トン)着と3月1~8日ダホール(Dabhol)基地(同500万トン)着の計2カーゴをそれぞれDESベースで購入すると同時に、1月1~31日および2月8~9日米コーブポイント(年産525万トン)出しの計2カーゴを北西欧州着ベースで販売した。日本商社によると、DES欧州とDESインドの格差は30セント前後だったようだ。
【FOB大西洋圏・DES欧州・その他地域】 欧州着市場では、3月前半着を対象に成約が具現。価格は3月限の蘭天然ガス(TTF)市況に対し1.10ドルのディスカウントと、前日からマイナス幅が10セント拡大した。
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