原油・コンデンセート=2月23~27日:IOC、マーバンを購入
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中東 インド国営石油(IOC)は24日に締め切った買い付け入札で、4~5月着のアブダビ産マーバンを計200万バレル購入した。価格こそ明らかではないものの、バディナールターミナル向けの100万バレルを英BPから購入。また、IOC傘下のチェンナイ石油(CPCL)のチェンナイ製油所(同10万5,000バレル)向けとなる100万バレルを英シェルが落札した。中東産中重質油種の3~4月積み商いでは、上述したアルシャヒーンに加え、アッパーザクムやイラク産バスラミディアム(BM)など多くの油種に供給余力が残されており、複数のインドの製油会社がスポット購入を検討している。このような商況のなか国営サウジアラムコ傘下のアラムコトレーディング(ATC)はこれまでに、中立地帯産のカフジを3~4月積みとしてスポット販売したと見られる。
アフリカ・欧州・ロシア・アメリカ 5月北東アジア着米国産の商いでは、傭船相場の上昇を背景に、売り手が唱えを一段と引き上げている。5月北東アジア着WTIミッドランドの売唱えはドバイ市況に対して7ドル台前半のプレミアムで聞かれた。需要面では、一部の日本企業がスポット調達に関心を示している。ENEOSが5月着WTIミッドランドの購入を目指し、売り手と交渉を継続していると伝えられた。一方、GSカルテックスやSKエナジーなど韓国勢は5月着米国産を割高とみて、スポット購入を大幅に削減している。
南方 4月積み豪州産の商いでは、INPEXが20日締め切りで実施した入札で、4月9~13日積みのイクシスコンデンセート1カーゴ(65万バレル)をDTDブレント指標に対して2ドル台のプレミアムで販売した。落札者が米エクソンモービルだった。エクソンモービルは昨年4月に、中国の広東省恵州にある石化工場で新規のナフサクラッカーを立ち上げており、南方産の軽質油種やコンデンセートに対して一定の需要を抱えている。
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