原油・コンデンセート=3月9~13日:TIS、5月販売入札は未開示
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中東 アブダビ国営石油会社(ADNOC)はマーバンの権益保持者に対して、マーバンの船積みについて現行のフジャイラ(Fujairah)港から、ジェベルダナ(Jebel Dhanna)港へ変更するように要請した。そうした中で、仏トタルエナジーズが5月積みマーバンを固定価格で5カーゴ調達した。中国石油天然気(ペトロチャイナ)が2カーゴ、米フィリップス66、欧トラフィギュラおよび米シェブロンが1カーゴをそれぞれ販売した。これらの成約は、売り手がドバイの現物20ロット(各2万5,000バレル)を固定価格で販売した後、ドバイの代わりにフルカーゴのマーバンを受け渡したもの。トタルエナジーズが3月中に固定価格で調達したマーバンは計22カーゴに達している。
アフリカ・欧州・ロシア・アメリカ アジアにおける低硫黄重油のクラックスプレッドの大幅な改善に伴い、需要家はジェノに対する評価を大きく引き上げている中で、英ペトロイネオスは4月積みジェノを追加購入した。同社は4月半ば~後半積み1カーゴをDTDブレントに対してフラット前後で購入したもよう。ペトロイネオスは4月積みジェノを英ぺレンコからDTDブレントに対して4ドルのディスカウントですでに購入していた。
南方 インドネシアのTISペトロリウムは、13日の時点で、5月積みインドネシア産の販売入札を開示していない。同国政府が原油輸出を禁止している可能性があり、「TISは5月積みの販売入札の実施を見送るかもしれない」(韓国のエネルギー企業)。ペルシャ湾からの原油およびコンデンセートの供給が停止するなか、アジアでは、原油や石油製品の海外輸出を制限し、自国向けの供給を確保する動きが広がっている。
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