石油化学=3月16~20日:オレフィン急騰、供給不安が相場押し上げ
【アロマティクス】
韓国積みのベンゼン相場、北東アジア着のパラキシレン(PX)相場は高値圏を維持しているものの、連日原油相場をみながら乱高下した。原料コスト指標となる原油やナフサに対しては採算性が低下しているほか、ガソリン供給確保の観点からトルエン不均化装置の稼働調整などの動きもみられた。
【オレフィン】
北東アジア着のエチレン相場は高水準での推移が続いた。原料であるナフサの供給不安からエチレンの確保をする向きも出始めたことで相場の基調は強い。中国で石化メーカーの一部は誘導品を減産するとともにエチレンの販売に乗り出す向きも出始めている。
北東アジア着のプロピレン相場は原油の動きを見ながら動きの荒い展開となった。週半ばには中国の揚子江沿岸の需要家向けに4月着品が1,200ドル超で成約されたと伝えられた。ナフサクラッカーの稼働率が低下するなか、不足感からスポット玉の買い付けに動く需要家も多く需給は引き締まっている。
北東アジア着のブタジエン相場は、原料コスト高や供給引き締まりを背景に大幅に続伸した。中国から出荷される複数のカーゴが、北東アジア着ベースで成約されたと伝えられた。中国では誘導品である合成ゴムの減産が進められているため、ブタジエンに若干の販売余地があるもよう。

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