国内石油製品=3月30日~4月3日:陸上ガソリン、地合い見直し進む
3月は中東情勢の緊張に年度末も重なり、全体的に玉繰りがやや窮屈だったものの、新年度に入り陸上ガソリンは若干モノが出始めた。国家備蓄の一次放出や製油所のトッパー稼働率上昇が背景にある。系列玉に対してプレミアムは残るものの、一時の大幅プレミアムは見直されつつあるようだ。千葉は前週比3.0円安の129円に対し、阪神は同1円安の134.5円。
ただ、全体的に見ると、輸入玉の出回りは限定されており、製油所玉も元売りによっては販売枠の見直しなど、潤沢な市場とは言い難い。今月末から始まるGW商戦に対し、政府関係者や有識者から行動制限や節約お願いなどの検討も漏れ伝わっており、ガソリン需要期に向けて先行き不透明感が強まっている。
ガソリン小売価格は政府が想定する170円に近付いており、3月19日から再開した補助金の効果が表れている。一方、補助金による小売価格の抑制と原油調達の危機感は相反すると指摘する声が日に日に強まっている。補助金設定の仕様見直しが今後あるかどうかも市場関係者の関心事だ。
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