原油・コンデンセート=4月13~17日: 5月中国のサウジ産引き取りが半減
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中東原油/コンデンセート 国営サウジアラムコは13日、アジアの長期契約者に対してサウジアラビア産原油の5月の船積みスケジュール、いわゆるアクセプタンスを開示した。中国の長期契約者向けの供給量は約1,800万バレルと、4月の4,000万バレルの半分以下に落ち込んだ。ホルムズ海峡の封鎖の影響で、実際の船積みが紅海のヤンブー港積みに限られることが直接の要因。中国の引き取り量の減少の背景については、「サウジアラムコによる5月積みOSPを割高と判断した可能性もある」(アジアの需要家)との指摘も寄せられた。サウジアラムコは、全油種の5月積みOSPフォーミュラを、前月から17.00ドル引き上げた。主力のアラブライト原油(AL)はドバイ原油とオマーン原油の市況平均値に対して19.50ドルのプレミアム。調達量は、中国国際連合石化(ユニペック)の引き取り量が200万バレルと、4月の2,100万バレルから急減。また、栄盛石化(Rongsheng Petrochemical)は前月比で300万バレル減の400万バレルにとどまった。
アフリカ/欧州/ロシア/アメリカ原油/コンデンセート スーダン産の商いでは、セニングが実施した5月積みダーブレンドの入札は、中国石油天然気(ペトロチャイナ)が落札したと伝えられた。落札価格はDTDブレントに対してプレミアム水準だった様子。この入札の対象は5月積み100万バレルだった。中東産の中重質原油の供給の途絶が続くなか、複数の市場参加者が中東産の代替としてダーブレンドの購入を目指し、入札に参加したとみられている。ペトロチャイナは4月積みダーブレンドの販売入札を落札していた。
南方原油/コンデンセート マレーシア産の商いでは、6月積みキマニスの供給スケジュールが確定した。6月積みは前月に続き、計5カーゴが供給予定。同国国営のペトロナスが6月8~12日積みと、6月20~24日積みの2カーゴ、米コノコフィリップスは6月1~5日積み、タイ石油公社(PTT)傘下の資源開発会社PTTEPは6月20~24日積み、ブルネイエナジーサービストレーディング(BEST)は6月26~30日積みの1カーゴをそれぞれ取り扱う。一方、BESTは14日、上述の6月26~30日積みを対象とした販売入札を開示した。応札はシンガポール時間16日10時に締め切られる。BESTがキマニスの販売入札を実施するのは、1月積み以来、5カ月ぶり。
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