石油化学=4月13~17日:オレフィンが軟化、誘導品の採算低迷が重石に
【アロマティクス】
韓国積みのベンゼン相場は高値圏でのもみ合いが続いた。相場の下げ局面では買い気も強まりやすく、原料コスト指標である原油相場に比べ下げづらい様子。北東アジア着のパラキシレン(PX)相場は堅調。原料コスト指標のナフサに比べ割安感が強く、PXメーカーの稼働意欲が弱まっている。こうしたなか、先行き需給が引き締まるとみて買い気が強まった。
【オレフィン】
北東アジア着のエチレン相場は小幅安。中国国内市況が海外市況に比べ割安な水準で推移していることに影響された。中国では誘導品の採算が悪化するなか、誘導品を減産すると同時にエチレンでの販売したい石化メーカーがいるようだ。
アジアのプロピレン市場は需給引き締まり感が後退した。
北東アジア着の市場では、原油など原料価格が一時の高値から下落しているほか、誘導品であるポリプロピレン相場に強さが見られないなか、需給引き締まり感が後退した。こうした状況下、相場の基調が弱まった。
東南アジア市場では、高安まちまちなアイデアが聞かれる。
北東アジア着のブタジエン相場は下落した。これまでのブタジエン相場の高騰を受けて誘導品の採算が圧迫されており、誘導品メーカーからの買い気が後退している。原油相場が一時の高値から軟化し、ブタジエン相場に先安期待があることも需要家の買い気を削いでいる。2,400ドルを上回る価格での成約は困難になったとの見方が寄せられた。

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