国内石油製品=4月13~17日:陸上ガソリン、東西で下げ止め機運
陸上ガソリンは系列価格との価格差が縮小しており、一時の大幅なプレミアムは解消されつつある。千葉は週間で変わらずの127円、阪神は同1.5円安の128.5円。輸入玉の出回りが後退していた西日本もここにきて大手タンク業者や大手商社のやり取りが戻りつつあるようだ。原油調達の不透明感から輸出に慎重だった韓国は原油調達にある程度めどが立ったため、5月分までは一定量の輸出を継続する方針と伝えられた。原油市況を織り込んだ輸入価格は一時の急騰から調整が入り、足元ではこなれた水準まで近づいている。系列店と量販、PB店の店頭価格も価格差は縮小傾向だ。東西ともにスポット価格は下げ止め機縁が広がりつつある。
もっとも、ホルムズ海峡を巡り、イラン外相が17日、「停戦中は海峡を開放する」と表明したものの、翌18日には革命防衛隊が「再封鎖する」と主張するなど、政治的な駆け引きが続いている。GWのガソリン需要期を前に、政府は行動制限を求めない方針としており、現行体制が続くのであれば一定の行楽需要は期待できるが、ホルムズ海峡を巡る各国の政治判断はなお不透明感が残る。関心は足元の需給動向ながら、GW商戦後の相場観も徐々に対象に入ってくる。
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