LPG=4月20~24日:プロパンに供給余剰感
CFR極東:
極東着市場は、日本着、中国着ともに軟化した。米国積みカーゴの売り物が増え、極東着市場に流れ込んだ。5月後半の日本着では、プロパン2万3,000トンが5月極東着市況対比60ドル台後半~70ドル台前半のプレミアムで成約に至った。6月後半着では、華東の輸入1社がプロパン2万3,000トンの売り手として現れた。また、中国着でも売り手が浮上した。欧トレーダー1社が6月前半着プロパン4万6,000トンを寧波着ベースで5月極東着市況対比40ドル台のプレミアムで華東の輸入1社に販売した。一方、ブタン付きカーゴは、インドや東南アジア諸国に多くが流れており、極東着向けの供給は乏しいままだった。23日時点のJapan Indexはプロパンが793.75ドル、ブタンが893.75ドル、China Indexはプロパンが877.75ドル、ブタンが977.75ドルといずれも16日時点と比べ10.25ドル安となった。
FOB中東:
5月積み商談は引き続き進展が鈍い。ホルムズ海峡が事実上封鎖された状態が続いているため、通峡できる船がごく限られるためだ。クウェート国営石油(KPC)も5月積みのターム供給について、不可抗力条項(フォースマジュール)を宣言した。サウジアラムコは5月積みのアクセプタンスを通達するとみられていたが、結果的に5月積みの出荷をキャンセルした。2月下旬に損傷したジュアイマ基地の復旧が遅れていると伝えられた。一方、サウジアラビアのヤンブー積みの出荷が増えているとされ、4月積みはVLGCが計8隻ほど船積みするとみられている。こうしたなか、韓国の輸入1社が5月ヤンブー積みプロパン/ブタン各2万3,000トンおよび/またはプロパン4万6,000トンを買唱えを寄せた。
日本国内:
4月渡し商談では、プロパンとブタンともに相場が動かず。月内の売買を終えたプレーヤーが多く、商談の進展は鈍くなっている。5月仕切り価格が4月から大幅高になるとの予想から、月末にかけて仮需増加が期待されていたが、気温上昇から購入余地を有する買い手は少なそうだ。一方、ブタンの売りものは少なく、供給不足感が強い。一部の売り手は230,000円まで売唱えを切り上げたもよう。



