石油化学=5月11~15日:エチレン下落、誘導品減産で需要悪化
【アロマティクス】
韓国積みのベンゼン相場は前週に続き高値圏で推移した。需要に弱さはみられるものの、原料コストの指標となる原油相場が堅調に推移したことに支えられた。北東アジア着のパラキシレン(PX)相場は週半ばに弱含む場面がみられた。4月に不具合を生じていた一部の設備が正常稼働に戻りつつあることが下押し要因となった。
【オレフィン】
北東アジア着、東南アジア着のエチレン相場はいずれも下落した。エチレンの生産は依然として限定的ではあるものの直近の最低水準に比べ回復しつつある。一方で誘導品の採算悪化で需要は弱く、需給は緩んでいる。週半ばには北東アジアの需要家が入札により1,150ドルで買い付けたとの情報が流れた。
北東アジア市場では、需要に強さが見られず、相場の基調が弱まった。韓国から引き合いが見られるものの、アイデアを引き上げてまで買い付けようとしない。
東南アジア市場では、一部石化メーカーに冷凍品の売り物がある。
北東アジア着のブタジエン市場は、引き続き軟調に推移した。中国品の供給が見られる一方、需要家は今後の市場の状況に不透明感があるため様子見姿勢を取っている。相場がいつごろ底を打つのかは見極め難いとの声が聞かれる。

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