LNG=5月11~15日:豪州3プロジェクトでストライキへ
|
豪州のLNGプロジェクトで労働者ストライキが決行される見通しが強まってきた。INPEXがオペレーターを務めるイクシスプロジェクト(年産890万トン)では公正労働委員会(Fair Work Commission)の仲介が入ったものの、INPEXと労働組合オフショアアライアンスの労使交渉が妥結せず、15日にもストライキに入るとみられている。さらに、オフショアアライアンスは豪ウッドサイドがオペレーターを務める北西豪州大陸棚プロジェクト(NWS、同1,630万トン)とプルートプロジェクト(同490万トン)でも、賃金の引き下げに抗議する目的で20日から労働者ストライキを実施する予定だ。これを受けて、北東アジア着の供給引き締まりに対する警戒感が市場に広がっている。欧アナリストは「実施期間にもよるが、中東からのLNG供給が減少してタイト感があるところにストライキが重なったら、当然ながら強気なマーケットになる」として、北東アジア着相場も当面は10ドル台後半で推移するとの見方を寄せた。一方でストライキ自体は1日につき、1~2時間の怠業(サボタージュ)に限定されるとの情報も聞かれた。
【FOB中東・DES中東・DES南アジア】 インド向けの成約が聞かれる。インド国営グジャラット州石油会社(GSPC)は13日に応札を締め切ったDESベースの買い付け入札を通して、5月15~25日着1カーゴを17.37ドルで調達した。「期近着のカーゴなので、価格が押し上げられた」(邦アナリスト)。
【FOB大西洋圏・DES欧州・その他地域】 アルゼンチン国営ENARSAが13日に締め切った6月着の買い付け入札は、対象数量の全量が落札されたと伝えられる。入札の対象は6月1日、5日、9日、13日、16日、20日、23日、26日および29日にエスコバル基地(年間受入能力610万トン)に到着する計9カーゴ。うち英BPが6カーゴを落札したほか、欧ビトールが2カーゴ、欧トラフィギュラが1カーゴをそれぞれ販売した。落札価格は蘭TTF天然ガス市況に対して1桁プレミアムが中心となったものの、2カーゴはプレミアムが10セントを超えたもよう。
|
|
|



