LNG=5月25~29日:中国と日本向けの需要は低調
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需要家からの引き合いは限定的だ。中国では国内の陸上LNG相場がトンあたり6,100元まで上昇したものの、ドル換算で百万英国熱量単位(mmBtu)あたり15ドル台に相当するため、割高感から国際市場での買い意欲が低い様子。中国需要家は「長期契約玉と、ロシアや中央アジア産のパイプラインガスで需要を満たせている」と伝えた。それどころか中国ではガス在庫が貯蔵能力の40%を下回っているにもかかわらず、カーゴの転売を続けており、局地的にしかLNG需要は生じていない可能性があるという。また国際市場におけるスポット相場が中国国内相場を上回っている限り、中国向けのスポット需要は伸び悩むとの見方もある。日本でもスポット需要は低調だ。足元の気温は高めに推移しているが、西日本と東日本の太平洋側では6月上旬に、台風6号の到来が予報されている。このため東京の最高気温が26~27度にとどまるとみられ、冷房使用率の低下とガス需要の減少が見込まれる。
【FOB中東・DES中東・DES南アジア】 バングラデシュ国営ルパンタリタプラクリティックガス(RPGCL)は22日応札の締め切りで実施したDESベースの買い付け入札を通して、計3カーゴを調達した。同社は6月15~16日着を18.09ドルで、同21~22日着を18.60ドルで、同24~25日着を18.49ドルでそれぞれ調達した。落札者は韓国鉄鋼大手のPOSCOと仏トタルエナジーズ。同社はこの入札で6月27~28日着も物色していたが、このカーゴは落札に至らなかった。
【FOB大西洋圏・DES欧州・その他地域】 国営アンゴラLNGが27日応札の締め切り、28日応札価格の有効期限でDESベースの販売入札を開示した。対象はアンゴラプロジェクト(年産520万トン)出しの6月中旬~7月上旬着の1カーゴで、最も東の仕向け地として北東アジアが指定されている。同社はこのところ、月1回のペースで販売入札を実施している。前回の入札では6月30日~8月5日着の1カーゴが対象だった。
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