石油化学=5月25~29日:エチレン大幅に続落、余剰感の強さで
【アロマティクス】
韓国積みのベンゼン相場は軟調に推移した。原料コストの指標となる原油相場の基調が弱いことを受けた。北東アジア着のパラキシレン(PX)相場は週後半に強含む場面がみられた。中国のPXや高純度テレフタル酸(PTA)の先物相場の上昇受けた。先物相場は、中国のPTA設備が低稼働となるなか、供給の余剰感が後退するとの期待から買いを集めているようだとの指摘が寄せられた。
【オレフィン】
北東アジア着のエチレン相場は一段安となった。需要の弱さを受けた。誘導品のうち塩化ビニル樹脂(PVC)では中国メーカーの多くが減産を実施している。これに加えて大手メーカー1社が今後、定修を実施する予定。引き続き、買い気が盛り上がる兆候はみられないようだ。
アジアのプロピレン市場はアジア石化会議の開催に伴い取引が閑散となった。
北東アジア着の市場では、中国需要家の買い気が乏しいものの、販売を急ぐ売り手も見られない。
東南アジア市場では、一部石化メーカーに冷凍品の売り物があるようだが、ファームな商談が聞かれない。
北東アジア着のブタジエン市場では、6月着の商談がすでに一巡しており取引が低調となった。中国の製油所の稼働率が低下傾向にあるほか、7~9月にはナフサクラッカーの定修が集中するため、ブタジエンの供給は先行き引き締まる可能性があるようだが、需要家が先行きの必要量を確保しようと買い付けを急ぐ様子は見られない

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