原油・コンデンセート=6月8~12日:8月ミリ、トラフィグラが販売
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中東 アッパーザクムの商いでは、地中海のエジプト沿岸のシディ・ケリール(Sidi Kerir)港積みのカーゴが売り唱えられている。売り手は欧マーキュリアで、対象は6~7月積みの70万バレル。価格はサウジアラビア産アラブライト原油のシディ・ケリール積みOSP指標に対して5ドルのディスカウント。この売唱えの背景は明らかではないものの、数量が70万バレルであることから、「何らかの事情で発生した余剰玉ではないか」(シンガポールのトレーダー)とみられている。
アフリカ・欧州・ロシア・アメリカ 7月積みコンゴ産の商いでは、売り手がジェノの販売に動いている。仏トタルエナジーズは7月積みジェノの売唱えをDTDブレントに対して4ドルのディスカウントで提示した。一方、積極的な買い手は見出しづらい。中国国際連合石油化工(ユニペック)を含む中国の需要家は価格競争力のあるロシア産やブラジル産の買い付けを継続しており、ジェノを割高とみている。「6月積みジェノはスポット商談が長期化し、最終的に売り手が唱えを大幅に引き下げてユニペックに販売した経緯がある。同様に7月積みでもトタルエナジーズは売唱えを引き下げる必要があるだろう」と、シンガポールのトレーダーは指摘した。
南方 マレーシア産の商いでは、欧トラフィグラが、8月積みミリ1カーゴを販売した。買い手は欧ビトール。成約価格は、DTDブレント指標に対して11.25ドルのプレミアムで聞かれた。トラフィグラは今回、マレーシア国営のペトロサラワクから引き取ったターム玉を販売した公算が大きい。トラフィグラは既報どおり、4月にペトロサラワクが実施した2026年後半積みミリのターム販売入札をOSP指標に対して2ドル台のプレミアムで落札していた。
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