国内石油製品=6月8~12日:陸上ガソリン、決め手材料を欠く
陸上ガソリンは第3週目の系列仕切り価格改定時にもドバイ原油のプレミアム(OSP)は加味されなかったため、市場関係者間では「当面大きな動きはない」との見方が強まった。決め手材料に欠くとの声もある。
日常品の値上げで消費者間の節約意識は高まっているものの、空梅雨のためいまのところ外出意欲の大きな抑制要因はなく、極端にガソリン需要が弱いとの声も伝わらない。千葉は週間比0.5円高の126.0円、阪神は同0.9円安の124.4円。
西日本では輸入玉が存在感を増している。複数の市場関係者によると、韓国の石油元売りは製品輸出に積極的という。日本へのガソリン輸出も前年並みが維持される見込みだ。
高市総理は3日の衆院本会議で補助金に対し、「支援単価を含めて支援の在り方を柔軟に検討」と答弁。ただ、ここにきて政府要人や経済界から提言された仕様見直し論はやや後退した感もあり、少なくとも夏休みやお盆休みのガソリン需要期まで現状維持の公算が大きくなった。
エルニーニョ現象で今夏は例年以上に猛暑が予想されている。原油動向はもちろんだが、本格的な夏に向けて気温や天候動向も注視したい。
東京 : 国内製品チーム 阿部 03-3552-2411Copyright © RIM Intelligence Co. ALL RIGHTS RESERVED.




