LNG=6月15~19日:週を通して下落、供給回復期待で
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北東アジア着相場は週を通して下落した。イランと米国が覚書を交わした後、LNG船を含め、ホルムズ海峡を通行する船数が増えている様子。これを受けて、中東産エネルギーの供給再開に対する期待が高まり、欧州の天然ガス市況に下方圧力を加えた。このなか、北東アジア向けの8月前半着は15ドル台前半~半ばで推移している。2026年後半以降は北米の新規LNGプロジェクトから供給が増えるとの観測も市場関係者から聞かれる。これを受けて先安観が市場に広がっており、トレーダーやポートフォリオプレーヤー間の商談でも「買い手は低めの唱えで探りを入れ、引っ掛かればラッキーというスタンス」(邦アナリスト)で臨んでいるようだ。中国石油天然気(ペトロチャイナ)は17日に期近の7月29~31日着を8月限の北東アジア着のスポット市況に対して1セントのディスカウントで英BPに販売した。
【FOB中東・DES中東・DES南アジア】 南アジアの複数の需要家がこのところスポット調達に動いている一方、売り手も販売に積極的なようだ。インド国営石油(IOC)が17日に応札を締め切ったDESベースの買い付け入札は、1カーゴが14.90~15.00ドルで落札された。この入札の対象は当初2カーゴと伝えられていたが、7月6日、同7日、同8日、同11日着のいずれか1カーゴだったもよう。IOCはこの入札後、新たに19日応札の締め切りで7月1~15日着1カーゴを対象としたDESベースの買い付け入札を追加で開示した。
【FOB大西洋圏・DES欧州・その他地域】 国営アンゴラLNGが17日応札の締め切り、18日価格の有効期限で、DESベースの販売入札を開示した。対象はアンゴラプロジェクト(年産520万トン)出しの7~8月着。仕向け地の候補は南米、欧州、南アジ、東南アジア、北東アジアと、広く対応可能。同社は当該カーゴをX-DF型「Greenergy Pearl」号(容量17万4,000立方メートル)に積み込む予定だ。
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