国内石油製品=6月15~19日:陸上ガソリン売り先行、補助金減額織り込む
陸上ガソリンは上値が重く、千葉、阪神ともに前週割れとなった。中東情勢の緊張緩和に向けた動きから原油価格は下振れし、WTI原油は75ドル前後まで修正されている。原油の軟化に伴う補助金減額観測から補助金増減に敏感な卸業者は手持ち玉の整理売りに動き、千葉は週間比0.2円安の125.8円、阪神は同0.5円安の123.75円となった。
米国とイランは21日に終戦合意を目指す協議を始めた。ただ、前日の20日にはイラン軍がホルムズ海峡を封鎖すると発表するなど、混乱は残る。一方、国内では台風7号が九州地区に接近しており、降雨状況が気になるところだ。天候次第ではガソリン需要の鈍化が懸念される。
そのほか、商社や大手タンク業者から市中に輸入玉が流れており、ガソリンは供給過剰を指摘する声もある。実際、一部元売りは複数の商社や広域系に対して増枠を打診しているという。6月末は第1四半期の期末に当たるため、月末に向けて卸業者の拡販体制が強まりそうだ。
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