LNG=6月22~26日:カタール輸出再開が焦点
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市場関係者は国営カタールエナジーが計画しているラスラファンプロジェクト(年産7,700万トン)の輸出再開と北東アジアへの到着時期を注視している。アジアトレーダーは8月後半から9月にかけてカタール産カーゴが北東アジアに到着し、8月後半着以降の供給過剰感が強まると見込んでいる。その反面、8月前半着は相対的に需給が引き締まっているという。トレーダーやポートフォリオプレーヤー間では、8月前半着の商談が8月限の北東アジア着のスポット市況に対して3セントのディスカウント~2セントのプレミアムで展開中だ。8月後半着は欧ビトールが同市況対比フラットで買い唱えている一方、カタールエナジートレーディング(QET)が売唱えを同市況対比7セントのディスカウントで提示しており、到着日によって売買唱えの逆転する展開が続く。QETは9月前半着の売唱えも9月限の同市況に対して20セントのプレミアムで寄せた。同市況の先物市場で9月限が8月限を大きく下回っていることから、QETが高いプレミアム水準を提示したとみられているが、買い手はこの水準での商談入りに消極的。欧グレンコアが9月前半着を同市況対比2セントのディスカウントで買い唱えている程度だ。「買い手は多いが、唱えを引き上げている印象はない。売り手が譲歩してくるのを待っているような印象」(邦アナリスト)。複数のスポット玉を手当てしたとみられている中国海洋石油(CNOOC)や中国石油天然気(ペトロチャイナ)も、期近着の調達は一巡したと伝えられた。
【FOB中東・DES中東・DES南アジア】 国営オマーンLNGは24日、DESベースの販売入札の応札を締め切った。対象はオマーンプロジェクト(年産1,140万トン)出しの8月4~16日に中東もしくはアジアに到着する1カーゴ。オマーンLNGは3日応札の締め切りで7月31日~8月2日北東アジア着の1カーゴを対象としたDESベースの販売入札を実施したものの、結果は明らかになっていない。
【FOB大西洋圏・DES欧州・その他地域】 トリニダードトバゴの国営ガス会社(NGC)は22日に応札を締め切ったFOBベースの入札を通じ、8月アトランティックプロジェクト(年産1,180万トン)積みの2カーゴを販売。船積み日は8月1日と8月23日だった。英BPがいずれかのカーゴを8月の蘭TTF天然ガス市況に対し1.00ドルのディスカウントで落札したようだ。落札価格について、当初は同市況に対し15セントよりやや深いディスカウントと伝えられていた。
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