原油・コンデンセート=6月29月~7月3日:中東産の供給回復で需給緩和
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中東 中東産原油の商いでは、マーバンやオマーンなどホルムズ海峡の外側に供給拠点がある原油に加えて、ペルシャ湾内に出荷拠点があるイラク産やカタール産にも成約が聞かれ始めた。ペルシャ湾内へ通航可能な船舶を用意できるメジャーや一部のトレーダーが、スポット購入を活発化させつつあるようだ。一方、国営イラク石油販売公社(SOMO)が実施した販売入札に関しては、インドの石油精製会社など複数の需要家が買い付けを検討していたが、最終的に応札した企業は限られたようだ。入札で対象となっていたイラク産原油は、同国のバスラオイルターミナル出しのカーゴが対象となっており、ペルシャ湾内の最奥地まで航行可能な船舶を用意できるプレーヤーが限られたとみられる。
アフリカ・欧州・ロシア・アメリカ インド向けロシア産商いでは、インド国営石油公社(IOC)やバハラット石油会社(BPCL)、マンガロール石油精製化学(MRPL)、HPCLミタルエナジー(HMEL)、独立系大手リライアンス工業(RIL)など複数の需要家が今週前半までに8月着ウラルを購入した。市場関係者によると、アブダビ産やカタール産など中東産の供給回復を背景に中重質原油の需給バランスが緩和していることから、売り手がウラルの唱えを引き下げて、インドの需要家に歩み寄ったようだ。
南方 9月積み豪州産イクシスコンデンセートの供給プログラムは、早ければ来週初めにも確定する見通し。9月積みには例月どおり、計2~3カーゴの供給が見込まれている。INPEXのイクシスLNGプロジェクト(年産930万トン)で6月初旬に開始したストライキは、INPEXと豪労総組合「オフショア・アライアンス」が労使合意に達したことを受け、6月17日をもって終了した。6月積みイクシスコンデンセート2カーゴの船積みに遅れが生じたものの、現在はガスおよびコンデンセートの生産活動は再開し、正常化しているもよう。
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