LPG=6月29日~7月3日:買い気回復で相場上昇
CFR極東:
極東着市場は、日本着、中国着ともに買い気の高まりを受け強含み。7月2日時点のJapan Indexはプロパン、ブタンとも605.50ドルと前週から50.00ドル上昇。China Indexはプロパン、ブタンいずれも670.75ドルと55.25ドル高となった。トレーダー勢が8月千葉着ベースのプロパン2万3,000トンの買い戻しに動いたほか、中国の石化会社も買い付け入札を通じ、プロパン単体を手当てした。これら中国プレーヤーは非米国産カーゴの販売打診を受けながらも、米国産カーゴの調達を決めている。ブタンでも、中国プレーヤー7月後半~8月着ブタン単体の買い付け入札を実施したが、この入札には応札が集まらなかったと伝えられている。
FOB中東:
中東積みでは、7月CPが確定した。プロパンが580ドル、ブタンが600ドルだった。プロパンは市場予想と大きな違いはなかったが、プロパンとブタンの価格差は予想より拡大した。一方、ホルムズ海峡の一時的な開放により、売り手、買い手が市場に現れた。クウェート石油公社(KPC)が現地時間6日応札の締め切り、同日応札の有効期限でプロパン3万3,000トン/ブタン1万1,000トン を対象としたDESベースの販売入札を開示した。一方、インド国営石油(IOC)が8~10月分のFOBもしくはCFRベースのプロパン/ブタン各2万2,000~2万2,500トン各月1~2カーゴを対象とした買い付け入札を実施した。
日本国内:
7月渡しの陸上京浜のプロパン商談は110,000~111,000円、ブタン126,700~127,500円と前週から下落した。元売り2社が月初から積極的に売り込み、相場が圧迫された。とりわけ、プロパンの下げ足が早かった。不需要期であることに加え、8月CPが7月からさらに下落するとの見方から、8月市況の先安観測が強く、買い気が乏しい。ターム玉の引き取りが覚束ず、スポット玉の購入余地がないとするプレーヤーも散見された。6月まではタイト感が残っていたブタンも7月に入り緩和感が強まっており、元売り仕切り価格を下回る価格で流通していた。



