国内石油製品=6月29日~7月3日:陸上ガソリン、東西で強弱逆転
7月に入り、陸上ガソリンは千葉安・阪神高に移行した。足元原油の軟化が響き、補助金の増減に敏感な卸業者が売りを強めている。特に千葉では近隣の二次基地と合わせ複数の卸業者が価格競争に動いており、上値の重さが顕著。前週は0.8円安の125.5円となった。
一方、阪神地区は6月下旬の価格競争が一巡し、月初めは手堅い提示が広がった。堺製油所周辺では装置トラブルや輸入の入着遅れなどが指摘されており、千葉と比べて踏み込んだ市中玉は限られた。阪神は同1.7円高の126円で第1週を終了。
節約意識の高まりや天候不順、気温低下を受け、6月のガソリン小売販売は前年比5~10%の減販との声が方々から伝えられた。7月は梅雨明け期待と行楽シーズン到来など、ガソリンの需要期に入るため、ガソリン増販を期待する声が寄せられている。
6月を振り返り、天候を意識する市場関係者が多いようだ。気象庁が発表した1カ月予報によると、7月11日以降は全国的に暑くなり、都市部では9日から真夏日となる見込み。ガソリン需要のピークとなるお盆休暇まであと1カ月ちょっと。引き続き天候や気温動向を注視したい。
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