LNG=7月6~10日:夏場の実需急増に警戒感
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西日本では梅雨が終わり、日中の最高気温が大阪や福岡で30度を超えている。東日本も今週末に気温が30度台前半まで上昇する予報だ。西日本の大手電力会社は「どのくらい暑くなるかで電力需要やガス需要の上振れ幅が決まる」として、実需の急増を警戒している。ただ、気象庁が早くから今夏の気温が高めに推移するとの長期予報を出していたうえ、中東産LNGの供給減少が続いていたため、同社は夏場の需給プログラムを事前に調整しており、足元のスポット市場で追加調達に動く必要はないという。西日本の大手ガス会社もターム玉の引き取りに注力し、ホルムズ海峡の航行リスクを踏まえたスポット調達には関心を示していない。
【FOB中東・DES中東・DES南アジア】 インド国営ガス会社(GAIL)が9日応札の締め切りで、再び買い付け入札を行ったようだ。同社による買い付け入札の開示は3日連続となる。対象は7月11~20日着の1カーゴ。邦アナリストは「同社が8日に応札を締め切った入札が不成立で、再入札を行った可能性が考えられる」との見方を寄せた。同社の7日締めの入札対象は7月10~22日ダヘジ基地(年間受入能力2,250万トン)着1カーゴ、8日締めの入札対象は7月10~31日ダヘジ基地着1カーゴだった。また国営パキスタンLNG(PLL)も超期近着が対象の買い付け入札を実施中だ。対象は7月15~16日着の1カーゴで、応札の締め切りは10日。
【FOB大西洋圏・DES欧州・その他地域】 欧州では熱波による冷房需要の伸びは限定的、との見方が聞かれる。湿度が低い地域が多く、エアコンの普及率が低いことが背景にある。市況連動の取引では、8月着の買唱えが8月のTTF天然ガス市況に対し21~23セントのディスカウントで提示されたのに対し、最安値の売唱えは同市況に対し19セントのディスカウントで返された。
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